廃棄物のリサイクル工程

6500坪の広大な敷地に、処理機械や設備をゆったりと配置し、コンピューター制御による生産ラインをもつ、最新鋭リサイクルプラントです。

鉄屑は3基の磁選機により除去され、破砕処理能力800t/日の最新鋭リサイクルプラントにより、高品質な再生砕石が製造できます。

また、極力場外に粉塵がとばないよう、プラントや場内には散水設備を設置し、適切な防塵に努めています。

  1. 1、搬入物の計測:

    車両ごと台貫に載っていただき、重量を計測します。ここで搬入物を人の目でチェックし、再生砕石としてリサイクルできない廃棄物等が多く含まれていたり、アスベストが含まれているおそれのある廃棄物はお断りすることになります。

  2. 2、材料を原料ストックヤードへ運搬:

    持ち運んでいただいた原料を、運搬車両から原料ストックヤードに下ろしていただきます。ここまでで、お客様による搬入は終了です。原料ヤードで異物等があれば取り除き、大きなものは投入口に入る大きさにあらかじめ破砕します。

  3. 3、原料をホッパーに投入:

    高品質で均質な再生砕石を生産する為に、経験のある弊社ドライバーが、最適な原料をストックヤードの山からショベルカーですくいとり、投入します。原料を投入口に入れると、ホッパーからグリズリーフィーダーによりクラッシャーに送られ、原料は砕かれていきます。

  4. 4、異物の除去:

    解体現場などからやってきた原料には、様々なリサイクルできないゴミ等の異物が混ざっていることがあります。まず始めにストックヤードで異物等は分別し取り除きますが、それでも除去できないものは、生産ライン途中で、人の手によって除去を行い、高品質な生産に十分配慮しています。

  5. 5、磁選・破砕・搬送:

    原料に混ざっている鉄くずなどの金属は、磁石の力(磁選機)で吸引して選別します。選別された金属類は、別途資源として利用されます。原料はさらに破砕され、ベルトコンベアにより運ばれていきます。 この工程により、ほぼ基準値の粒サイズの砕石になります。

  6. 6、振動ふるいにかける:

    基準値以下の大きさになった再生砕石のみ選り分ける最後の段階として、高精度の振動ふるい分けにより選別されます。基準値以上の大きさの砕石は、前工程に戻り、もう一度砕かれます。

  7. 7、最終磁選をへて製品へ:

    選別の際に振動ふるいを通過してしまった細かい鉄くずは、ここで吸引され取り除かれます。最後のベルトコンベアに乗り、製品ヤードへ落とされます。製品は現在、RC-40、RB-40、スレートアスコンの3種類を製造しています。機械の切り替えにより、一つのラインで各種類の生産に対応できます。

  8. 8、製品として次の場所へ:

    製品ヤードに溜まった再生砕石は、道路工事や建築工事現場等々へ出荷されます。

    これら再生砕石は、あなたの身近な道路の下などで、活躍しているかもしれません。